アベノミクスが始まって、日銀が異次元の緩和を初めたときに国民の多くは疑心暗鬼になりながら迎え入れていたのかもしれない。
それなのに日経平均株価は国民の多くが実感もしないうちに上昇を目の当たりにしたハズ|д゚)
でもこの安定した上昇にはちゃんとした根拠があって、東証一部上場企業の売買代金はアベノミクス以来、軒並み増加しているのだ。
そんな日本の景気は世界中が金余りになっている状況の中で、海外からの投資を呼び込み成長を続けている。
それじゃあ、日本の景気は今後どうなるんだ?
それを読み解くのに良いものが
IMF
のレポート。
IMFとは
International Monetary Fund
の略で、日本語では
「国際通貨基金」
という意味で、国際金融や為替の安定を目的に運営されている国連の専門機関。
僕の記憶ではこのIMFができたのはそもそも第二次大戦後の為替安定や敗戦国への戦争賠償などを行うために設立されたことから国連の管轄になり、この協定を行う際にソ連がアメリカに反発して参加しなかったことから、IMFにおけるアメリカの強い発言力が今日に至る。
ちなみに初代の総裁は
ジョン・メイナード・ケインズ
いわゆるケインズ学派(ケインジアン)のトップ
アメリカの景気刺激策といわれる
ニューディール政策
の発端になった人
そのIMFで有名なのはバブル崩壊後に起きた
アジア通貨危機
このときに韓国が金融破たん寸前になり、IMFが為替安定のために支援を行った。
良くも悪くもこれによって韓国では2種類の通貨が生まれ、経済も安定した。
そんなIMFは毎年世界の景気についてレポートを出している。
それによると、2019年も世界のGDP成長率は高く安定するようだ。
そして日本のGDP成長率は0.9%と先進国の中では低いものの、堅調な成長が期待できる。
しかし、このレポートでは地政学リスクを含めて、懸念についても記載している。
この内容を読んで、改めて投資スタンスを考えるのも良いのかもしれない。
オススメです( `ー´)ノ