たぶん異論はあると思うけれど、僕はホリエモンの発言を比較的参考にしている。
彼の発言には、下心というものがあまりない。
だから偏見なんかもあまり感じない。
特に彼が逮捕されて築き上げてきたライブドア帝国が崩壊してからは特にその部分がなくなったように思う。
過去に一度会ったことがあるけれど、日本がなんとなく守っていたい既成概念というものに疑問を持っているような
実はそれが無くなったら、とても世の中もっと便利になるだろうけれど既成概念をぶっ壊すことが面倒だし、そこで蜜を吸っている人たちは権力を持っているから
お前たちの時代じゃねぇぞ!
って面と向かっていう勇気もないし、そのままにしても自分たちに直接の害がないだろうから
放っておく
という最善のような最悪の戦略に出る。
でもホリエモンはそのようなことをしない。
昔、政治家には金を出す気はないが口は出す
というスタンスを持っていたようだけれど、それこそが本来の政治家と向き合うべき姿勢だと思う。
そんなホリエモンが約10年前から言っていたことは
お金は重要じゃない、重要なのは信用があるかどうかだ!
お金をどれほど蓄えるかとか稼ぐかというよりも、どれほどお金を集める信用があるか?
ということを言っていた。
当時は彼のこの発言はお金を集めるという手段のための信用を持つことを意味していたのかと思っていた
また、お金を稼ぐために企業に属して満員電車に乗って週40時間以上も働く(または会社に居る)ということに意味を持っていないようだった。
お金のために働く時代じゃない、これからはお金よりも個人の趣味に思い切り取り組むことでお金が入る時代がくる。
そのために自分のやりいことにもっとのめり込む勇気が必要と言っていた。
ぶっちゃけそんな勇気なんか、ホリエモンのような人じゃなきゃできない!
そう思う人は多かったと思う。
成りたいけれど成り得ない人だからあこがれる
当時はほかの人と変わらない、このような考えを僕も持っていた。
けれど、昨日ブログで紹介した彼の新刊を読んだとき、彼が約10年に渡って言ってきたことが現実になろうとしていると実感した。
日本を含め世界中の中央銀行が発行しているお金は、ニクソンショックで兌換ができなくなった時点で幻想になった。
そして仮想通貨が創造されてから、中央銀行に依らない貨幣の発行や
お金に依らない新たな資金調達
個人をブランド化し、趣味をお金に変えることが可能
また企業が生み出す経済圏内へトークン発行による新たな経済活動の創造
などなど彼がこれまで一貫していってきたことの想像力が現実のものとなってきている。
もし、彼がもっと営利的で偏見による自己顕示欲の塊ならそこまでの未来は創造できなかったんじゃないか。
そんなことをこの一冊で実感できた。
それじゃあこれを読んだ僕らは何をすれば良いか?
それは行動して答えをだすことだ( `ー´)ノ