今僕らが生きている時代は大変革期にある!
AIやIoT、ビッグデータ、プラットフォーム、ブロックチェーン、ドローン・・・
ほんの10年前だったらその名すら聞いたことがない人たちが大半だったハズ
でも今はこのようなワードが日常的に聞かれている。
そして市場投入が物凄いスピードで続々と行われているため、法整備に急いでいる。
例えば
自動運転
車が無人で公道を走るには道交法や保険の改正や検討が必要になる。
そして公道で自動運転の実証実験を行うための支援も行われている。
またビッグデータであれば、最もビッグデータを保有する団体
つまり政府が保有するビッグデータを民間が活用できるようにするための法整備なども急ぎ取り組まれているようだ。
こんな感じで新たな技術を産業界や実生活に生かすべく取り組まれている。
それが急務な理由はいくつかあるだろうけれど、最も大きなテーマは
人口動態の変化
つまり少子高齢化による労働人口の減少
人口動態統計は厚生労働省が発表している。
ちなみに統計学の中で最も外れないと言われているものがこの人口動態統計。
人口が減少するということはそれだけ労働人口が減るということ。
余談だけれど、「第三の波」で有名な未来予測学者のトフラー夫妻は韓国が先進国になれるかどうかについて出した答えは、
北朝鮮と併合したらあり得る
というものだった。つまり、労働人口の確保だ!
日本が先進国になり得たのはまさに労働人口の増加によるものだった。
人口動態統計によると
- 出生数は97万6978人(前年比△2万8699人)→未来の労働人口の減少
- 母親の年齢は35歳以上で増加→母親の高齢化、親子の年齢ギャップの拡大
- 死亡者数は130万7748人(前年比+1万7304人)→人口減少
また同じように恐ろしいほど正確な未来予測と言われているのが、国立社会保障・人口問題研究所による人口の将来予測である。
それによると
2015年の人口が1億2709万人に対して
2040年―1億1092万人
2053年―9924万人
2065年―8808万人
このような状況でおこる問題としては
・労働者不足による倒産
・後継者不足による廃業
・消費者の不足による業績低迷
・日本経済低迷による失業者の増加
などなど
このような人口動態の抗えない変化にどのように向き合うのか、それが産業構造の変化になる!
ピーター・F・ドラッカー
によれば、それはイノベーションが起こる条件になる!
その観点でみると成長する企業と淘汰される企業を見分けるポイントは
労働集約型の産業かどうか!?
だと考えている。
もし自分の会社や投資している会社が労働集約型の産業にあれば、産業構造の変化に取り組もうとしている会社はあるか、または技術革新によって労働集約型産業を保管するものは何かを調べればヒントが見つかるかもしれない。
そんなことが今の僕のテーマっす(*´з`)