先日、第1四半期決算を発表したセーラー万年筆(7992)は翌日から冴えない。。
2018年12月期中間決算 (2018年1月1日-2018年6月30日) 注) カッコ内は前年比、△は赤字
18年12月期中間 17年12月期中間 18年12月期予想
売上高 (百万円) 2,865 2,947 5,850
(-2.8 %) (-0.4 %) (+2.7 %)
営業利益(百万円) 40 16 125
(+143.5 %) (-42.7 %) (+674.7 %)
経常利益(百万円) 44 34 125
(+28.5 %) (+0.6 %) (+653.1 %)
当期利益(百万円) 42 67 95
(-38.1 %) (+728.2 %) (-4.9 %)
1株利益 (円) 3.21 5.42 7.20
売上高は下がったものの、原価低減等によって営業利益は上昇し営業外収益も積み上げた!
しかし、最終は前期実績を下回っている('Д')
それでも今回の予想は据え置いた。
今期予想は据え置いたけれど、翌日から株価が下がったのは会社予想を達成する可能性に疑問を持った一部の投資家の失望売りなのかもしれない。
そしてこのまま株価は年初来に向かっていくのかと思ったら、金曜日に株価は場が開いた直後から暴騰|д゚)
株価が一気に40円も上昇し、出来高も175000株と強い!!
このときYahooファイナンスの掲示板では
場中では、何かネタが漏れたから大口が買いに入ったんではないかという憶測が走った
しかし、そこからは買いが続かずにだらだらと下げていき、結局は
前日比+9円の274円
このセーラー万年筆ではあまり見かけない値動きに掲示板はなおざわつく
この値動きについて空売りの買い戻しや情報が漏れたという憶測が出ているけれど・・・
空売りについてみてみると、
セーラー万年筆は東証2部なため一般の空売りは入ることができないし、そもそも空売りがないから買い戻しということもない。
それじゃあ情報が漏れたかというと、
セーラー万年筆は場中や大引け後に適時開示は出していない。適時開示は金商法で定められた法定開示と会社が任意で出す任意開示があるが、セーラー万年筆はIRが下手なため任意開示はほぼない。
となるとあの場が明けた直後の暴騰は何なのか???
ここで考えられるのは
セーラー万年筆が機関投資家と接触し自社の魅力と成長可能性について説明したことで、機関投資家がセーラー万年筆の株に買い入れをしたことだ。
IRニュースを見ると機関投資家向けの決算説明会をやった形跡はない。
となると考えられるのは、セーラー万年筆の幹部が機関投資家を個別に訪問してプレゼンをしたことで機関投資家が投資したということじゃないか。
そうなるともしかしたら大量保有報告書に新たな株主が掲載される可能性がある。
もしこの線が正解だったとしたら、この会社の兆しは少し明るくなってきたかも(*'▽')
これまで第三者割当のときにしか機関投資家回りをしていないんじゃないかと思いたくなるほどIRのイメージが悪い。
そんな会社が機関投資家に自社の魅力を伝える姿勢が生まれただけでもIRに変革があったといえる。
これもプラス社との提携の効果なのか!?
もしかしたらセーラー万年筆が東証1部に昇格する日が来るのか!!!?
そうなったら最強のライバル、
に匹敵する日が来るのか??
〇一株当たり純資産(BPS)
パイロット:1485.64円
セーラー:168.41円
〇予想一株当たり当期純利益
パイロット:309.7円
セーラー:6.8円
・・・いつ、来るの(*´з`)??