昨夜からテレビ朝日系列で話題のドラマ
「ハゲタカ」
が始まりましたね(*'▽')
ハゲタカは真山仁の小説で、10年前にNHKで放送されてブームにもなったドラマ
時代はバブルが崩壊し、失われた10年の中で荒廃していく日本経済の戦後処理をしていくファンド。
あの頃は、大森南朋さん演じる鷲津のモノマネをして遊ぶのが流行っていたな(*'▽')
腐った日本を買い叩く
買い叩く
買い叩く( `ー´)ノ
あれからもう10年になるんだな・・・
今夜放送の「ハゲタカ」を観ながら、そんな風にちょっと感傷に浸ってました(*´з`)
このころの僕は大学院を修了し、MBAを取得したころ
この時期は小泉内閣による規制緩和の影響で景気も良く、
島田紳助の「世界バリバリバリュー」に象徴されるようなニューリッチたちや
またホリエモンなど若手ベンチャー起業家たちがイケイケで、ギラッギラしていた!!
この時期の僕はさまざまな人と出会った。
それはとてもエキサイティングな時間を過ごした。
一人は大手通信機器メーカーのエンジニアの人で、あるとき自分が鬱を診断されて入院を余儀なくされた。
そして数カ月入院した後、京橋での勉強会に顔を出した。
勉強会の帰り、一緒に駅まで歩いているとき彼はずっと僕に
ライブドア株を買えるだけ買え‼️
と言っていた((((;゚Д゚)))))))
その当時、ライブドアは強制捜査を受けていて上場廃止が決まっていた。
そのため株価は細木数子の話とは反対の方向へ向かっていた(>人<;)
お前は今いくら持ってる?
とにかく親から借金してでも、ライブドアの株を買うんだ!
その言葉は次第強くなり、東京駅に着いたときには胸ぐらを掴んで怒鳴り散らしながら言っていた((((;゚Д゚)))))))
彼は入院中ずっと今後跳ねる銘柄をチェックしていたようだ💡
結局僕は彼のアドバイス(?)と彼から距離を置いた。
ライブドア株はその後どうなったのかは、みなさんもご存知の通り。
上場廃止から数年後、裁判も落着したあとで上場廃止時の株価を上回る配当が出て話題になった💸
またある時、知り合いの社長から
会わせたい人がいる
と言われ、恵比寿のホテルに呼ばれて行ってみれば、そこにいたの人はフランスでプライベートバンカーをしているという日本人。
彼は日本のビジネスパートナーを探しに日本に来ていたようだ。
彼の経歴はとてつもなくて、15年前は全く定職に就けず、その日暮らしをしていたフリーター。
そうなったのはこの国にあるギャンブルのせいだと、いつもはした金で飲み歩き管を巻くような生活をしていたらしい。
そんな人がある人との出会いをキッカケにプライベートバンカーになったのだという。
それはなんと◯◯
たまたま飲んでいた居酒屋で隣に座ったおじさんと意気投合した。
その人はおじさんに若いのに何故定職に就かずプラプラしてるんだと聞かれ、
俺は人に使われる性分じゃない!それに俺は商売の才能があるから金があったら直ぐにその金を倍に出来る!
と大見得を切ったらしい。
その話を面白がったおじさんは
じゃあ、兄ちゃんに1000万円出資するから1ヶ月後その金を倍に出来たら信じてやるよ!
後に引けなくなった彼はおじさんに振込口座を書いて渡した。
そしたら翌日、ホントに1000万円が振り込まれていたらしい((((;゚Д゚)))))))
はじめはその見たこともない大金に興奮したらしいけれど、後日彼の素性を知り焦った((((;゚Д゚)))))))
そしてそこから必死になって働き1ヶ月後、本当に資金を倍にしたらしい((((;゚Д゚)))))))
これがキッカケで彼は金融の世界に入ったという。
あの頃はまだまだたくさんの面白い人や出来事に遭遇した。
あれから10年。
ハゲタカ
を観ているとあの時の描写
どこか陰湿で言いようのない緊迫感に包まれて楽園
が感じ取られたら良かった。
実は今もそんな時代なのかもしれない。