アベノミクスが始まってから、あまり実感がないという人も多くいるけれど
明らかに今はバブル。
驚くほど多くの銘柄が高値を更新しているから、毎月の給料のわずかに残したおこずかいをコツコツと貯めてやっと投資に回そうとしても、これほど株価が上がると買えるものが少ない( ;∀;)
たとえば・・・
これほど株価が上がるのかと驚きつつ、それでもまだまだ日経平均の高値は続きそう。
その理由として、機関投資家の見通しを書いたレポートはまだまだ日本の株高を予想している。
それなら安心して仕込める
バリュー投資
が良いと考える人が多いんじゃないか!!?
バリュー投資とは、あの世界一有名な投資家で
投資の神様と呼ばれる
ウォーレン・バフェット
の師匠である
ベンジャミン・グレアム(1894年―1976年)
が提唱した投資手法で市場で評価されている会社の価値(時価総額)と会社が持つ真の価値(ネットネット株)を評価して買う手法。
ネットネット株=(流動資産‐流動負債)×2/3 > 時価総額
つまり流動資産から流動負債を差し引いた額の2/3を掛けてもなお、市場が評価している時価総額よりも高い場合、この銘柄はいずれ真の価値の評価(株価)になるとしている。つまりはお宝銘柄を見つけるための手法。
たとえば2018年の財務諸表からネットネット株を探した場合出てくる銘柄は
- 中部水産(名証2部8145):昭和21年に創業した会社で中部地区に水産物の卸売業者。なんとPBRは0.38倍!!株価2,745円(5月11日時点)
- 日本アンテナ(JQS6930):昭和28年創業の通信アンテナの大手。そのPBRは0.51倍。株価798円(5月11日時点)
- シャルレ(東証2部9885):中高年の女性向けにインナーやアウター、化粧品を製造販売。PBRは0.44倍。株価538円(5月11日時点)
正直これを調べいたときに、
マジ!?
凄い!!
などの感嘆ばかり出ていた|д゚)
でもこれらネットネット株について一点困ったことがある。
それは・・・
値動きが本当にない( ;∀;)
10年というスパンで見ても、あまり真の価値に近づいている軌跡が見えない。
例えば先ほど挙げた中部水産
ちなみに5月11日の出来高は
300株
これは困った。。。
そこでこの景気の波、時流に乗ることを考えるならネットネット株よりも、まだ上がり切れていない低位株の中から今後上がりそうな銘柄はこれ!
この会社は東証2部上場の老舗会社。社名にもあるように万年筆等文房具と産業ロボットのメーカーだが、ここ10年以上ずっと赤字が続いている。
その会社が数年前にクーデターを起こして、社長を追い出してから物凄くつまらない値動きが続いている。
それでも会社は
・単年度黒字化
・株式併合
・連続黒字化
・継続疑義注記解消
という前進を遂げている。
でも株価は2008年の時点の株価とはあまり変わらない。
それが今回、文房具販売大手
プラス
がセーラー万年筆の新株発行を引き受けて1位の株主になったというIRを出した!
プラスはアスクルを創造したマーケティング力と販売力抜群の会社。
セーラー万年筆は今回新株発行によってEPSやBPSの希薄化があるだろうけれど、それ以上にプラスのセーラー万年筆への経営参加による価値の向上が強く市場が期待している。
とは言ってもまだ株価は
370円
プラスへの期待で上がっているけれど、今後の価値の創造が実現したときのことを考えれば株価はまだまだ上がる。
そして万年筆のニーズは未だに海外では根強く、最近国内もブームになりつつある点ではその期待はプラスのマーケティング次第(^◇^)
今回は1000円は通過点になるのかもしれない。
仕込むなら、今!!