2017年1月の時点で
1BTC=20万円弱
だった仮想通貨相場は2017年12月17日に
1BTC=236万円
を超えた!
いわゆる
テンバガー
を実現しました。
そしてその後、2018年に入ってコインチェックの仮想通貨流出事件やG20で世界的に仮想通貨への規制をかける動きに対する憶測などから、仮想通貨価格が急激に下落|д゚)
今では売買高が2017年の12月時点の1/4まで減っているという状況。
つまり仮想通貨は儲かるんじゃないか?
というちまたの噂から仮想通貨の取引を始めた個人の多くが損切りして撤退したような感じ。
でも
悲観相場こそ仕込み時!!
相場の格言でいう
「人の裏に道あり花の山」
という感じになってきている。
そして仮想通貨への悲観が少しずつ楽観に変わり始めている。
僕が考えるその息吹は、世界最王手の投資信託会社
ブラックロック
が仮想通貨に関するレポートを出したこと。
この時点ではもろ悲観相場にいたけれど、iシェアーズで有名なこの会社は投資対象へのリスクテイクもリスクオフもすべてシステムで統合管理されている効率と合理性を生んだ商品が強み。
そのブラックロックが仮想通貨に対してレポートを書いたということは、仮想通貨に対する需要を無視できないという表れ。
そしてニューヨークタイムズ誌
によれば、ゴールドマンサックスが仮想通貨を投資対象にする計画があるようだ。
さらにコインチェックの仮想通貨流出事件が記憶に新しいが、そのコインチェックを買収したマネックスGによると
コインチェックの決算では営業利益率が
85%
という驚異の成績をたたき出している!!
もし、流出事件がなかったらどれほどの業績になっていたかと思うと、金融やIT大手企
業は仮想通貨取引所の開設は無視できない。
当然リスクはあるけれど、課題は何かが明確になっているので課題をクリアできたら資金を呼び込むことが期待できる。
けれどまだまだ仮想通貨についてネガティブな記事やニュースが多く出ている。
余談だけど、コインチェックの仮想通貨流出事件の記者会見のとき、記者からの質問のときに感じたのは
違和感
それはどんな違和感かというと
仮想通貨やその仕組み、さらには企業の決算や会社法について知識を持った記者が少なかったように思える。
約580億円不正流出 コインチェック会見ノーカット(18/01/27)
マルチシグセキュリティの管理意識の低さを指摘した記者はごく一部。
筆頭株主であり会社経営者だから、その場で意思決定を求めた記者の発言は論外!会社法を知らなさすぎて呆れた。
ということで仮想通貨についてはメディアも勉強中ということを考えれば、良くも悪くも振り切れた記事は出てきそう。
でも先月末から始まった上昇相場は、実は昨年と似たようなチャートになっている。
チャートを念頭に置けば、仕込むタイミングはこの時期か夏場の下落相場。
仮想通貨の熱狂が始まってからでは遅い!